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来作にむけて協議 秀品率向上を目指す

2020.10.28

 JA壱岐市花き部会小菊専門部会は10月15日、芦辺町の担い手サポートセンター会議室にて令和2年産小菊栽培検討会を開催しました。

出荷を終えた壱岐産小菊

 検討会では同JA農産園芸課の松嶋優斗指導員より2年産の出荷販売実績について報告が行われました。本年産は生産者34名が700aで栽培を行いました。出荷が始まった4月から5月まではコロナ禍により低単価での販売が続きましたが、6月以降は価格が安定し、7月中旬まで昨年以上の高単価での販売となりました。8月に入り高値を期待していましたが、盆需要期には全国的な出荷量が安定したことから極端な高値が付く事はありませんでした。8月末までの出荷数量は約115万本(前年比101.3%)と昨年並みでしたが、販売価格は約4千5百万円(前年比111.4%)という結果となりました。

 販売金額については良い結果となりましたが、生産面では梅雨時期の長雨が影響したことによる黒斑病や黒さび病が多発したことにより栽培に大きな影響を与え、目標としている規格のA2L率については43.5%(前年43.7%)と課題が残りました。

 報告の後、3年産に向けての課題と対策について協議を行いました。試験栽培として新たに3品種の栽培を行い、今後の導入も検討しています。

 松嶋指導員は「今年はコロナ禍と梅雨の遅れ、長雨により予測が出来ない状況が続いた。来作では天候に左右されない圃場の整備や病害虫による出荷率の低下を防いでいきたい。10aあたり2万5千本、A2L率60%以上を目標に部会員と一丸となり取り組んで行きたい」と語りました。