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JA壱岐市、「つや姫」初出荷、贈呈と新米販売開始

2025.09.08

 JA壱岐市および同JAつや姫生産部会は、8月28日に深江農業倉庫(芦辺町)で、25年産「つや姫」の初出荷を祝う出発式を生産者、関係機関等約60名出席のもと開催しました。

 25年産は生産者190名、栽培面積156㌶で栽培され、4月下旬を中心に田植えが開始されました。移植後は気温も高く推移し、順調に活着しましたが、藻の発生が多く分けつが抑えられた圃場やカメムシによる食害を受けた圃場が見られました。

 8月中旬からは共同乾燥調製施設(芦辺町)にて、25年産早期米の受け入れが開始され、8月下旬にかけて収穫の最盛期を迎えます。650㌧程度の収穫を見込んでおり、販売単価16,000円/30㌔、全量1等を目指しています。

 同部会の川上治部会長(64)は「干ばつや風雨を乗り越え、品質良好な『つや姫』が無事収穫できたことを嬉しく思います」と語られました。

 式典後には、同JA直売所「アグリプラザ四季菜館」にて新米「つや姫」の販売も開始されました。

 また、同日には同JAの川﨑裕司組合長をはじめ、JA全農ながさきと各JAの代表者が長崎県庁を訪れ、大石賢吾知事に新米を贈呈しました。