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壱岐牛消費拡大に向け継続的な活動を続ける

2020.08.26

 JA壱岐市が運営する直売所アグリプラザ四季菜館では、8月24日に壱岐牛の消費拡大に向けて特売セールを実施しました。

特価で販売される壱岐牛と買い求める利用者

 今年に入り、和牛の枝肉価格については、日米貿易協定や新型コロナウイルス感染症等の影響による消費の低迷により、全国的な価格の低下が続いており、依然として厳しい状況が続いています。また、壱岐島内においても、旅行客や帰省客の減少等が影響し、ホテルや糧での需要が高まる8月についても昨年と比べ低調な動きとなっています。

 同JAでは3月から「壱岐産農畜産物消費拡大運動」を開始し、市や関係機関とも連携し地元の農畜産物の地産地消に取り組んでおり、運営する直売所では定期的にイベントやセールを通して、継続的な消費拡大に力を入れています。

 今回のセールは同直売所にて、毎月4が付く日に実施している「4の日セール」と合わせて実施され、店頭では壱岐牛が全品3割引にて販売され、店舗は壱岐牛を買い求める利用者で賑わいました。

 同JA営農部直販課の白川英春課長は「例年8月はバーベキューやお盆の帰省などに合わせて利用が高まる月であるが、昨年と比べると売上としてはやや低下している。今後も利用者皆様に選んで頂ける店舗作り、セール等の企画を行い壱岐産農畜産物の消費拡大に努めたい」と語りました。