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好調な出荷を迎えている 壱岐産ミニトマト

2020.08.31

 JA壱岐市管内では、令和2年産ミニトマトの出荷が始まっています。本年産は生産者20人が約106aで栽培しています。

ミニトマトの選別を行う選果員

 品種は「サンチュリーピュア」と「エコスイート」の2品種で、8月下旬では「エコスイート」の出荷が8割を占めています。同品種は昨年、試験栽培を実施して今年から本格的な栽培を開始しました。ホルモン処理をせずに着果する単為結果性品種で、農家の労力軽減ならびに経費削減が期待されています。

 同JA野菜集荷場に集まったミニトマトは生産者ごとに品質・サイズ・重量を確認しながら選果し、1パック200gに詰めて出荷しています。8月中旬から始まったミニトマトの出荷であるが、現在までに大きな問題も発生せずに順調に出荷を行っています。

 同JA農産園芸課の山口優希職員は「エコスイートについては、今年から本格的に栽培・出荷を始めているため、今後も市場担当者と連絡を取り合い品質向上及び有利販売に繋げたい。また、ヘタ落ち等で選果から外れた品物についても、直売所での販売や加工用として 流通させ生産農家の所得向上につなげたい」と語りました。

 9月中旬には「サンチュリーピュア」の集荷量も増え、出荷のピークを迎える予定です。行楽シーズンでの壱岐産ミニトマトの利用が期待されます。