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農福連携で農家とのふれあい、収穫の喜びを知ってほしい

2023.06.08

 島内では、馬鈴薯『ながさき黄金』の収穫が行われています。本品目は、JA壱岐市が策定した第9次営農振興計画で1億円産地を目指し取り組みを行っています。

掘り起こしたジャガイモを丁寧にコンテナに

 6月5日、芦辺町の(農)こくぶ(橋本直己代表理事)の圃場で収穫作業が行われました。今年春作から新規に20㌃栽培します。当日は農福連携の取り組みとし社会福祉法人 結の会の管理者の米村和久氏と利用者らと一緒に作業を行いました。

 この取り組みは、利用者が農業で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していくことを目的とし、就労や生きがいづくりの場を生み出すだけでなく、担い手不足や高齢化が進む農業分野において、新たな働き手の確保につながることに期待されています。

 作業では、前日に機械で掘り起こしたじゃがいもを1個1個丁寧に選別しながらコンテナへ入れて運び出しました。

 管理者は「現在、メロン、いちご、花農家での作業を行っており、今回新たに声をかけてもらい有難く思う。利用者の自立支援だけではなく、農家とのふれあい、収穫の喜び、農業の大切さを知ってほしい」と語りました。