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10,000箱以上の出荷を目指して

2023.06.05

 JA壱岐市メロン部会(崎原光国部会長)は5月30日、芦辺町の同JA多目的集荷場で令和5年産アムスメロン出荷目揃会を開催しました。

出荷規格の目ぞろえを行う生産者の皆さん

 本年産は生産者26人がⅠ型Ⅱ型合わせて233.0a(前年比100%)で栽培しています。

 会では、農産園芸課の山口優希指導員が生育状況と集荷販売対策について説明しました。

 Ⅰ型は、3月上旬の定植時期の天候は良く、活着から初期生育は良好です。出荷開始は昨年並みで5月30日、出荷ピークは6月5日頃の見込みです。玉肥大期頃(4月)から夜温が低かった影響でやや小玉の5・6玉が中心となっています。Ⅱ型は、初期生育からミツバチ導入まで順調で出荷開始は6月9日頃、出荷ピークは12日頃の予定です。Ⅱ型も夜温が低かった影響で5玉中心の見込みです。一部圃場でハダニの発生、天候の変化、成疲れによる樹勢の低下が見られています。

 集荷販売対策では、今年の販売方針や出荷規格等について説明しました。宅配・店舗販売を柱とした有利販売を展開するとともに、消費者ニーズの高い4玉(3L)・5玉(2L)を軸に生産販売し、反当150万円、箱単価3,500円(R4は3,293/箱)、全体として10,000箱、3,500万円を目指していきます。

 山口指導員は「各圃場での糖度検査実施による適期収穫の指導、家庭内選果の徹底をお願いして1箱でも多く出荷し目標の10,000箱以上を目指す。」と語りました。