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経営者として自立できるようにあらゆる分野の知識を深めたい

2023.04.27

 4月中旬、芦辺町の担い手サポートセンター会議室で、令和5年度新規就農者研修事業のフォローアップセミナー座学講義が行われ、本年度の研修生の富永楓二郎さんと石井大輔さんが受講しました。

三木専門幹の経営概論の講義を受ける研修生

 本座学では、経営概論、農協概論、技術概論などの講義が行われました。

 農協概論では、担い手支援課の長尾公彦係長がJA組織が持つ役割や目的、組合員加入の条件や出資金の運用方法等説明しました。また、各事業について具体例を交えて説明し、農業以外の生活においてもJAが身近なものとなっている事を伝えました。

 また、経営概論では、壱岐振興局の三木洋子専門幹より農業経営者として自立するために、農業に必要なもの、仕事に必要なもの、農業経営とは、作業と仕事の違いなど説明し、「しっかり信念をもって農業に取り組んで壱岐の農業振興に繋げて担い手の一人になってほしい」と述べました。

 受講した石井さんは「わからないことばかりですが、日々勉強しながら栽培技術だけではなくあらゆる分野の知識を深めて経営者として自立できるように頑張ります」と語りました。

 講義終了後には、研修先農家へ研修生と関係職員らが挨拶に出向きました。4月下旬より農家研修がスタートします。