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壱岐産柑橘 農家所得向上ため有利販売に努める

2023.02.02

 JA壱岐市では、令和4産柑橘類の販売開始にむけて準備を進めています。

検査員による目合わせ

 4年産の伊予柑は生産者5人、面積36㌃で栽培し、昨年末の入庫で約3tの集荷を行っています。本年産は裏年であり約3t(前年対比51%)の収量となりました。12月末に集荷され、その後同JAの中晩柑追熟施設へ入庫を行いました。

 麗紅・はるかは、生産者8人、総面積56㌃で栽培され、麗紅約5t、はるか約1tが集荷されました。

 1月27日に芦辺町の多目的集荷場で伊予柑・麗紅の評価を行いました。指導員立ち合いのもと、選果員で品質を確認、色や傷の状態などをチェックし、各規格について目合わせを行いました。

 各柑橘類はJA直売所等島内を中心に販売し、麗紅については一部市場への出荷も予定しています。

 同JA農産園芸課の長嶋和輝指導員は「4年産の柑橘は裏年で収量は減少したが、島内を中心に宅配等に取り組み、計画的な販売に努め農家所得の向上のため有利販売に努める」と語りました。