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農家所得の向上のため有利販売に努める

2022.12.30

 JA壱岐市柑橘部会(馬場勝利部会長)は、12月26日に芦辺町の同JA多目的集荷場で令和4年産伊予柑の入庫を行いました。

JA集荷場に入庫される伊予柑

 本年産は生産者5人が、面積36㌃で栽培しています。本年産の中晩柑は裏年であり、伊予柑も同様であるため、約3.9t(前年対比66%)の出荷を見込んでいます。一部圃場で、かいよう病の発生も多く見られました。また、春先の高温により柑橘全体で満開期は早かったですが、冬期まで高温が続いたことにより着色が遅かったです。

 荷された伊予柑は同JAの中晩柑追熟施設へ入庫後、1月下旬に出庫・評価を行い販売を開始します。島内の直売所・スーパー、各JA支所窓口を中心に、3kgネット入りと、宅配や贈答用に6kg段ボールで販売を行います。

 同JA農産園芸課の長嶋和輝指導員は「本年は裏年で収量は減少しているが、販売にあたっては島内を中心にする他、宅配等に取り組み、計画的な販売に努め農家所得の向上のため有利販売に努める」と語りました。