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農家所得向上のため有利販売に努める

2022.12.16

 JA壱岐市柑橘部会(馬場勝利部会長)は12月7日に芦辺町のJA多目的集荷場で「令和4年産伊予柑出荷協議会」を開催しました。

生産概況について説明を受ける部会員の皆さん

 協議会では、同JA農産園芸課の長嶋和輝指導員が生育状況と販売対策について説明しました。

 本年産は生産者5人が総面積36㌃で栽培します。4年産の中晩柑は裏年で、伊予柑も同様で全体的に出荷量の減少が予想され(前年比66%)かいよう病の発生も多いです。また、春先の高温により柑橘全体で満開期が早かったですが、冬季まで高温が続いたことにより着色が遅いです。

 販売対策については、島内を中心に販売し宅配等にも取り組み、農家所得の向上のため有利販売に努めていきます。

 馬場部会長は「第9次営農振興計画で販売高100億という大きな目標を掲げている。資材高騰や後継者問題等大変と思うが地域経済を守る中心的役割を農業が担ういう意気込みでJA、農家組合員、関係機関一体となって頑張っていきましょう」と想いを語りました。