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作業負担軽減で面積拡大を ながさき黄金植付実演会

2022.09.15

 ながさき黄金研究会は、9月13日に石田町の(農)五月の圃場でJA、関係機関、農事組合法人等30名程が集まり、乗用型半自動種芋植付機の実演会を行いました。

試乗する組合員の皆さん

 実演会では、(株)フジシタの代表取締役社長の藤下實一氏をはじめスタッフによる使用について説明及び実演が行われました。「ジャガールタンク」は、作業人数が運転手1名、補助員1名。作業工程が作溝、植付、培土の3工程で種芋は座ったまま補充できるので、歩行距離を大幅カット。コンベア式種芋供給機能により約8割自動での播種が可能になります。100m往復の連続作業が実現でき最大40kgの種芋を一度に補充できるように設計されています。オプションの肥料散布装置「シャガボーイ」を装着すると植付と同時に肥料もまけます。

 体験した組合員の皆さんからは「作業負担の軽減になることで今後面積の拡大につながるのではないか、昨日手作業での植付けをしたが作業が楽」等声が聞かれました。

 JA壱岐市営農部の辻重希部長は「ながさき黄金は、第9次営農振興計画で1品目1億円の産地づくりとして戦略品目にあげており、販路拡大も進めているので機械化による面積拡大にむけて取り組んでほしい」と語りました。