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市場と連携を密に 加工用玉ねぎ出荷始まる

2022.06.27

 JA壱岐市では、6月に入り令和4年産加工業務用タマネギの集荷を行っている。今年は生産者5名と農事組合法人5組織が作付面積272㌃で栽培します。品種はターザンがほとんどを占めています。

 3年末の定植から年明けにかけて乾燥と低温により生育は停滞した時期がありましたが、3月頃からの定期的な降雨と気温の上昇により生育は盛り返しました。

 収穫は専用の歩行型収穫機で掘り起こして、圃場での乾燥・選別のあと、コンテナ等で拾い上げ、出荷用の鉄コンテナに移して芦辺町の同JA多目的集荷場に持ち込まれています。出荷されたタマネギは作業用リフトで計量器に移され重量の計測を行います。

 同JA農産園芸課の渡邉茂指導員は「連作圃場については、越年罹病部の発生があったものの早期の抜取や定期的な防除により被害は最少におさまり、収穫から出荷まで順調に行われている。販売については今後市場と連携して有利販売に努める」と語りました。