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春カボチャ生育順調 現地検討会を開催しました

2021.05.10

 JA壱岐市かぼちゃ部会は、4月21日に芦辺町の営農センター前で令和3年産春カボチャ現地検討会を開催しました。
 

生産者が集い今後の管理について共有しました

 本年産は生産者81名が作付面積約14.9haでくり将軍、プリメラクイーン、えびすの3品種を栽培しています。検討会では同JA農産園芸課の浦川将文指導員が生産概況や今後の栽培管理について指導を行いました。

 管理について、初期生育を促進させるためトンネル被覆の徹底や、倒伏・根扱ぎ防止のための事前事後の対策について説明しました。適時の病害虫防除についても注意を促しました。

 その後、集まった生産者は石田町の「農事組合法人 五月(代表理事 松村春幸さん)」の圃場を視察しました。(農)五月ではカボチャ50aを栽培。カボチャの他には水稲12ha、WCS6ha、麦11haを栽培しています。現地では生育状況の確認の他、今後の管理ポイントを指導員と一緒に確認しました。

 浦川指導員は「生育については順調である。今後生育初期から玉肥大期にかけての潅水の徹底と梅雨を迎える前の排水対策が重要になる。また例年、強風被害による収量の不安定さが目立っているので事前対策を呼びかけ、安定した集荷につなげたい」と今年産への意気込みを語りました。