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農産加工品 コロナ禍の爪痕が残る
2021.03.18
JA壱岐市農産加工部会は3月12日、芦辺町の担い手サポートセンター会議室で役員会を開催しました。
会議では、令和2年度の販売高について報告が行われ、各加工場の状況について確認が行われました。
1年を振り返り、やはり新型コロナが各工場の売上高に大きな影響を与えていました。特に観光業が打撃を受けた事による観光客の減少は、土産品などを主とした各工場の売上高に大きな爪痕を残しています。
加工部会全体の売上高は、昨年度4月~2月までの約1千3百万円の売上に対し、本年度は約9百万円(前年比69%)と減少しています。
同部会の長嶋邦昭部会長は「新型コロナによる観光業への影響が各工場の売上に大きく影響を及ぼしたと思う。今年度は我慢の年となった。売れないから作らないではなく、事態が落ち着いた時に十分な活動を行うため原料等の準備を進めてきた。コロナが終息した時には、島内外に向けて新たなPR対策を講じていきたい」と決意を述べました。