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センター開所後初の快挙!肥育センターが金賞受賞
2020.12.01
11月19日、長崎県佐世保市の佐世保食肉センターにて、令和2年度第24回壱岐産素牛枝肉共励会が開催されました。壱岐市で繁殖された黒毛和牛を対象としており、長崎県、佐賀県内で肥育された去勢40頭が出品されました。
共励会に参加した名だたる肥育農家を抑え、金賞にはJA壱岐市肥育センターの出品牛が選ばれました。本共励会で肥育センターが最高賞を受賞したのは初となります。
肥育センターの出品牛は、壱岐市石田町の中尾末続さんが繁殖した子牛を肥育しており、父は百合幸、2代祖が安福久、3代祖が平茂勝で、枝肉重量498.1キログラム、ロース芯面積84㎠、8.6cm、皮下脂肪2.2cm、枝肉歩留77.9%、BMSナンバー12番の内容で、1キロ当たり4,001円という高単価となりました。全体で見ても40頭の出品の内35頭が5等級の評価となり品質の高さが光った共励会となりました。
今回の結果に肥育を担当する当センターの山本一也さんは「県内、県外を含め肥育された牛の中で、壱岐で生まれ壱岐で育った牛が金賞を受賞した事は大変嬉しく思う。共励会全体で見ても8割が5等級の評価となり、改めて壱岐産素牛の力を感じる事ができた」と喜びを語りました。
受賞牛については、JA壱岐市が運営する直売所、アグリプラザ四季菜館での販売を検討されています。