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壱岐小菊 生産者と連携し有利販売を図る
2020.05.12
壱岐市管内で4月下旬より5・6月咲小菊の出荷が始まっている。今年度は、生産者44人が約7.5㌶で栽培を行っている。JA壱岐市花き部会小菊専門部会は4月30日に、芦辺町の多目的集荷場にて部会員や関係者が参加の下、出荷目揃会を開催した。
目揃会では、同JA農産園芸課の松嶋優斗指導員より出荷取扱要領の説明が行われた。説明では収穫前の状態からその後の箱詰めに至るまでの下葉の除去や結束、水あげなどの手順について再度部会員に周知を行い昨年度発生していた病害虫の発生への注意を呼びかけた。
また、壱岐振興局農業振興普及課の山口克正専門幹より病害虫発生を防ぐための防除ローテーションや病気が発生した際の適切な処理について説明が行われた。その後、部会員、検査員で目揃えを行い出荷規格の確認、統一を図った。
松嶋指導員は「新型コロナウイルスの影響で市場の価格の動きなど生産者皆さんには心配をかけている。全国的にも花卉全般厳しい状況との話が出ていますが、小菊については動きが良いとの事。出荷予定数量など生産者との連携をとり有利販売に繋げていきたい」と話した。