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全生産者200箱/10㌃達成を目指そう!!
2024.03.18
JA壱岐市は2月下旬に、芦辺町の多目的集荷場で令和6年産春カボチャ栽培講習会を開きました。
春カボチャは生産者43名、面積746.5㌃で栽培します。品種はくり将軍・プリメラクイーン・えびすの3品種です。
近年の春カボチャは、良食味の粉質系かぼちゃ品種の導入を図り、定着化していますが品種特性により風害(欠株の発生)や着果率の低下等、収量が伸び悩んでいます。そのような中、販売面では消費者ニーズの高い粉質系カボチャは高い評価を得ており出荷量の増加が求められています。
講習会では、土壌管理や着果安定生産技術の確立に向けた収量安定対策や、病害虫防除や日焼け果対策などの品質向上対策を確認しました。販売では、市場と連携した計画的な出荷を通して有利販売に繋げていきます。
同JA農産園芸課の長岡大紋指導員は「春カボチャは食味も良く、市場からも高い評価を得ている。早めの圃場準備を行い、播種・定植後の生育を促すためにも潅水や生育初期の病害虫防除の徹底をお願いしたい」と促しました。