イチゴの生育確認 11月中旬より出荷がスタート

2020.11.26
生育状況の確認を行う松嶋指導員と生産者

 JA壱岐市いちご部会は11月12日~16日、市内の各生産者圃場(ほじょう)にて現地検討会を実施しました。農産園芸課の松嶋新指導員が現地にて生育の状況について確認を行いました。

 

 今年は、生産者30人、作付面積は309aで栽培を行っています。8月下旬に花芽分化を促す株冷処理を経て、9月には定植を行いました。今年産は例年より1週間程度遅れているが生育は順調です。

 検討会では松嶋指導員が生産者と一緒に生育の状況を確認しました。今後の管理について説明し、発生が懸念されるハダニ等の害虫や灰カビ病・うどんこ病といった病害について適時防除を行う様促しました。

 松嶋指導員は「いよいよ本年産の出荷を迎える。若干の遅れはあるが、生育は順調である。今後クリスマス用などの需要が高まって来るので、市場と連携し有利販売に繋げていく」と語りました。

 11月下旬には部会にて出荷目揃会を開催する予定です。早いもので11月中旬には販売が始まります。