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10年後の明るい未来に向けて スローガン決定

2021.06.14

 JA壱岐市は5月27日、郷ノ浦町の本所会議室で第9回目の「営農振興計画推進特別委員会」を開催しました。
 

 本会は同JAで今年策定する営農振興10ヵ年計画「第9次営農振興計画」の目標達成のため、JA役員・理事、各部署やJA長崎県中央会、JA全農ながさきと一緒に、昨年11月から協議を進めてきました。

 本計画では「生産販売高100億円・新規就農者100人・集落営農組織100組織」の「3つの100」を目標に掲げています。

 具体的には、JA直営によるアパートトレーニング農場や農業版マルチワーカー制度の導入による農業者の負担軽減と担い手育成、スマート農業技術導入や買取販売の実践による生産性の向上、耕作放棄地等の解消に向けた地域での集落営農に向けた組織づくりなど、10年後の活力ある壱岐農業の実現に向けた取り組みを行っていきます。

 同日の協議では、本計画のスローガンの決定と、今後のスケジュールの確認が行われました。

 協議の末、スローガンを、『めざそう!100億で離島農業日本一へ』に決定しました。今後、このスローガンを掲げ、各農業者や生産部会、地域に向けて営農振興計画の浸透を図っていきます。

 同JAでは、これから今まで議論してきた内容を踏まえ具体的な振興策を営農振興計画書にまとめる作業を進めていきます。6月も随時特別委員会を開いて議論を深め、7月の理事会へ営農振興計画書原案の提出を予定しています。

 また、6月中旬には県振興局や壱岐市などの関係機関と、2回目となる「壱岐地域農業戦略推進会議」の開催も予定しています。

 今回の営農振興計画の組合員への周知については、各生産部会の現地検討会に出向くなど、あらゆる機会を利用して丁寧に説明していくこととしています。