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人気の壱岐産アムス 出荷が続いています

2021.06.15

 JA壱岐市メロン部会は6月2日、芦辺町の同JA多目的集荷場で令和3年産アムスメロン出荷目揃会を開催しました。

アムス出荷を前に目揃えを行う部会員の皆さん

 今年は生産者31名がⅠ型Ⅱ型合わせて245.5aで栽培。3玉~6玉の1箱(5kg)の規格で10a当り約450箱、全体で約11,000箱の出荷を目指しています。

 目揃会冒頭、長嶋孝幸部会長は「今年の宅配受付でも多くの消費者の皆さんにご注文いただいた。各生産者においては急激な気温の上昇もあり管理に苦労されたことと思う。気候変動に対応するためにも、遮光ネットの使用などの対策を講じていきましょう」と挨拶しました。

 その後、農産園芸課の山口優希指導員が生育状況と集荷販売対策について説明しました。

 本年産は3月上旬の定植時期から6月まで天候にも恵まれました。収穫10日ほど前から天候の変化と成り疲れによる影響がありましたが概ね良好です。

 集荷販売対策では、今年の販売方針を述べた後、出荷要領や昨年産から変更された一部箱詰め容量について説明しました。本年産についても、島内外への宅配便での出荷を中心とし、同JA直売所や島内商店などでの島内販売を行っています。

 山口指導員は「収穫間際の気温上昇等により予定より早い出荷を迎えた圃場もあるが、生育は良好。集荷が集中し、短期の販売になるかと思われるので、出荷箱数の把握に努め、有利販売を行っていく。各生産者においては、家庭内選果の徹底をお願いしたい」と述べました。