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加工業務用タマネギ 集荷を開始しました

2021.06.21

 JA壱岐市では、6月に入り令和3年産加工業務用タマネギ集荷の最盛期を迎えています。今年は生産者10名が作付面積348㌃で栽培し、品種はターザンが主流となります。

リフトによる集荷が進む加工用タマネギ

 収穫は専用の歩行型収穫機で行われます。掘り起こし、圃場での乾燥・選別のあと、コンテナ等で拾い上げを行い、出荷用の鉄コンテナに移して芦辺町の同JA多目的集荷場に持ち込まれます。出荷されたタマネギは作業用リフトで計量器に移され重量の計測を行います。

 今年から、同JAの新たな取り組みとして買取販売を実施し、各生産者へは出荷量に応じて計算され振込を行っていきます。

 同JA農産園芸課の渡邉茂指導員は「今年は梅雨入りが早く、作業が前倒しになる農家もあったが、空梅雨だったことから収穫から出荷まで順調に行われている。今年から買取販売を実施し農家所得の安定化を図っていく。販売については今後市場と連携した有利販売に努める」と語りました。