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乾燥ニンニク集荷開始 市場ニーズに合わせた出荷を計画

2021.06.21

JA壱岐市にんにく部会は、6月15日に芦辺町の同JA野菜集荷場で「令和3年産乾燥ニンニク出荷協議会」を開きました。
 

乾燥状態、荷姿の確認を行う生産者の皆さん

 本年産は生産者30名が面積181㌃で栽培し、5月中旬から青果の出荷も始まっています。同じ頃から同JAでは機械での乾燥を受け付け、いよいよ出荷の時期を迎えました。

 会では、同JA農産園芸課の渡邉茂指導員より6月中旬までの青果の出荷状況と乾燥出荷について説明が行われました。

 青果は5月下旬から各市場へ適宜出荷が行われています。3年産は昨年に比べ、約2倍(1t800kg)の出荷となっており、取引価格も良好です。

 乾燥ニンニクは結球品とリン片品の両方出荷が可能となっています。結球品は10kgネット、リン片品は1kgネットでの集荷体制をとります。昨年は10kgネットのみでしたが、本年産は割れ玉が散見されることから、リン片品が多くなることが予想され、市場のニーズに合わせ出荷することで有利販売に繋げていきます。契約販売先と市場合わせて3t500kgの出荷を予定しています。

 渡邉指導員は「青果においては、昨年を大きく上回る出荷をいただいている。乾燥出荷を希望される方も多く、契約販売先だけでなく市場への出荷も行うので、市場ニーズも加味し有利販売をおこなっていく」と語りました。