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地元小学生 郷土の味を学習するため農作物の栽培から取り組んでいます
2021.06.24
壱岐市立田河小学校の3年生児童18名は、6月15日に総合の学習で、大豆の栽培方法を学びました。
同校では今年、3年生の「総合」授業の中で、『壱岐の郷土料理を学ぶ』を目的に、「壱州豆腐」と「カボチャのよごし」を作る予定で、使用する原材料の大豆やカボチャ、人参などを児童が栽培を行っていきます。
栽培するにあたり同校はJA壱岐市営農部農産園芸課に指導を依頼しました。農産園芸課で露地野菜を担当する浦川将文指導員が収穫まで指導を行っていきます。
15日の授業では、豆腐の原料となる大豆について座学を行いました。イラストなどを使った資料を用いて、大豆栽培における注意点などを児童に分かりやすく説明しました。
実際に播種する大豆も用意し、児童たちは興味津々に観察し、感触などを確かめる姿が見られました。6月下旬には大豆の播種を行い、7月からはカボチャの栽培準備も始まります。
同校では、今後栽培と並行し、児童に郷土料理のレシピを保護者に聞き取る宿題も出す予定です。料理教室の際は、壱岐市の食生活改善推進員(通称:ヘルスメイト)への協力も依頼していく予定です。
浦川指導員は「地元の子供たちに農産物について学んでいただく良い機会を与えてもらった。今後も収穫までしっかりサポートしていく。今回の学習が子供たちの笑顔と、いい思い出に繋がることを願っている」と笑顔で語りました。