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地域の特産品アスパラガスについて 小学生が学ぶ

2021.07.13

芦辺町の壱岐市立田河小学校の3年生18名は、6月29日、同町の坂本幸子さんのハウスを訪れ、アスパラガス栽培について見学しました。
 

地域の特産品アスパラガスについて学んだ児童の皆さん

 同校では、社会科の授業の一環として地域の特産品について詳しく学ぶため、実際に農家を訪れ、栽培の様子や販売までの流れについて学習しています。

 坂本さんは2005年からアスパラガス栽培を開始。作付面積は約20㌃、12棟のハウスで栽培を行っています。アスパラ栽培の傍らで、有志と一緒に同校で読み聞かせなどのボランティア活動も行っています。

 授業では、ハウスで実際に栽培されているアスパラガスを観察、潅水システムにより水が出る様子なども見学しました。専用の資材を用いた収穫から、選別施設での出荷規格の調整なども学び、JA壱岐市へ出荷した後の市場への流通についても学習しました。

 見学のあと、児童たちからはアスパラに関する質問がたくさん投げかけられ、坂本さんは1つ1つに笑顔で答えました。

 見学終了後、坂本さんは「子どもたちにアスパラガスは好きですかと問いかけた時に、みんな笑顔で『大好きです!』と答えてくれて、心が癒されました。壱岐産アスパラガスについて、もっと子供たちに知ってもらい、地域の特産品として根付いていくように頑張りたいです」と満面の笑顔で答えました。