トピックス

アールスメロン 生育初期の状況を確認

2021.09.15

JA壱岐市メロン部会は、9月3日に令和3年産秋メロン(アールス)の現地検討会を開き、生育状況について確認しました。

 

生産者と一緒に生育状況を確認する長嶋部会長(左)

 同部会では、6月に出荷される夏メロン(アムス)と11月の秋メロン(アールス)を栽培しています。本年産は生産者3人が総面積30㌃で栽培。品種は青肉のベネチアと雅(みやび)、赤肉のパリスと妃(きさき)の4種類です。

 各ハウスでは8月に1~3型までの定植が完了し、1型の圃場(ほじょう)では交配に向けたハチも導入されています。

 同日はJA壱岐市農産園芸課の松嶋新指導員、山口優希指導員と壱岐振興局農業振興普及課の土井香織係長が各生産者ハウスを視察。同部会の長嶋孝幸部会長も同行しました。

 8月中旬には大雨が続き心配されていましたが生育は良好です。例年に比べ病害虫の発生が多く見られることから、ハチの導入前と着果後の防除について確認しました。

 長嶋部会長は「各ハウス定植は無事完了しているが、今後まだ曇天が続くと予想される。天候に合わせたハウスの開閉など、しっかり対応し管理していきたい」と本年産の栽培に向けて意欲を語りました。

 
2021年10月号バックナンバー