トピックス

壱岐産小菊 需要期に安定販売を行いました

2021.03.12

 JA壱岐市花き部会小菊専門部会は3月5日、芦辺町の営農センターにて令和2年産小菊出荷にかかる部会長表彰を行いました。日高将希部会長より同町の吉井さんに対して表彰が行われました。

受賞した吉井さん(右)と日高部会長(左)

 例年、生産販売検討会を開き受賞者に対して表彰を行ってきましたが新型コロナ感染症防止のため、検討会については見送られました。

 2年産では生産者35人が面積750aで栽培を行いました。全体の出荷本数は約140万本(前年比96%)、販売金額は5500万円(前年比104%)となりました。

 生育に関しては、長梅雨の影響による病害の発生、9月の大型台風の直撃によるネットずれや曲がりなどの被害が発生したことより、秀品率・出荷率ともに低下しました。

 販売については、出荷初期より新型コロナの影響による価格の低下が懸念されていましたが、5月以降価格も安定し、盆・彼岸の需要期にも例年通りの高単価での販売が行われました。

 受賞した吉井さんは出荷本数もさることながら、A2L率67.9%という高い秀品率を維持しました。

 吉井さんは「受賞についてありがたく思う。今後も適期の防除に努めながら管理していきたい」と喜びを語りました。