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壱岐産アスパラガス新芽初集荷始まる

2021.02.17

 JA壱岐市アスパラガス部会は2月8日から令和3年産アスパラガスの集荷を開始しました。昨年11月に島内各圃場では2年産の収穫が終わり、新年が明けて初の集荷となりました。

新年産初集荷が始まった壱岐産アスパラガス

 2年産は年間出荷量が約340t、10a当りの収量は約2.5tとなり長崎県下において14年連続の反収1位を記録しました。市場の評価も高く壱岐市を代表する農産物の一つとなっています。本年産は生産者69人が作付面積約13haで栽培をアスパラガスは1月~5月までに収穫するものを「春芽」、6月~11月までに収穫するものを「夏芽」と呼びます。春芽は前年の秋~冬にかけて蓄えた養分を元に成長していきます。春先はまだ気温が低いことから太い芽がゆっくりと伸び、しっかりしたアスパラガスとなります。じっくり時間をかけて成長することにより、糖分を多く含んでおり、みずみずしい甘みと柔らかさを楽しめます。

 同JA農産園芸課の市村省吾指導員は「いよいよ本年産の集荷が始まった。壱岐産アスパラガスは収量も安定しており、市場においても産地として定着している。市場担当者と連携を密にとり、有利販売に努めていく」と語りました。