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次年産にむけて アスパラ圃場準備が始まる
2020.12.22
JA壱岐市アスパラガス部会は12月8日~10日、島内各圃場にて現地検討会を実施しました。
現地検討会では、令和2年産の集出荷を終えた実績について同JA農産園芸課の市村省吾指導員より説明が行われました。2年産は2月~5月にかけての春芽と6月~10月までの夏芽合わせて、出荷量が約353t、販売金額で約3億7千万円(税込)となり、反収あたりの収量は約2.6tとなりました。
実績説明の後、今後の圃場管理について説明が行われました。12月に入り各ハウスでは全刈の準備が始まっています。十分にアスパラ株の黄化を進めつつ、潅水を適時行うよう指導が行われました。
市村指導員は「今年は気候についても不安定で台風などの予期せぬ事態が発生したことより収量に影響を及ぼしたが、市場価格については大きな変動もなく安定した流通となった。これから全刈を経て次年産の準備が始まる。適切な管理を促し、来年に繋げていく」と語りました。