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秋の味覚 アールスメロン出荷開始しました

2020.11.06

 JA壱岐市メロン部会は10月26日、芦辺町の多目的集荷場にて、令和2年産アールスメロンの出荷目揃会を開催しました。

出荷が始まったアールスメロン

 本年産は3名が作付面積20aで栽培を行っており、青肉のベネチアと赤肉のパリスの2品目の出荷を行っていきます。1箱あたりの重量は8kg、玉数は5~6玉で出荷予定数量は700c/sを予定しています。

 目揃会では同JA農産園芸課の山口優希指導員から2年産の生育状況、販売対策と出荷時の注意点について生産者に説明が行われました。

 本年産は大型台風の影響でハウスの倒壊や、ビニールが剥がれる等の被害があり作付予定面積より減少しての栽培となりましたが、Ⅰ型~Ⅲ型まで好天によりスムーズに交配し、玉肥大も順調に推移しました。生育半ば頃から病害虫の発生が見られた圃場もありましたが、各生産者にて防除対策を行い被害の拡大を防ぎました。

 販売については、島内のJA直売所やスーパーでの販売を主としつつ、市場への流通も計画しています。出荷にあたってはJA指導員による各圃場の糖度検査を経て適期収穫、家庭内選果や箱詰め基準を守り品質の統一を図る様促しました。

 山口指導員は「台風による被害で作付面積に大きな影響を与えた。今後の販売については、市場の状況等について連携を密に行い有利販売に繋げていきたい。11月中旬にはJA壱岐市の農協まつりの開催も予定しており、メロンを求められる消費者も多いので、壱岐の旬の味覚を届けていく」と語りました。