日高二三男さん素牛、壱岐家畜市場賞を受賞！！「第4回長崎県産素牛3市場合同枝肉共励会」

　長崎県佐世保市の佐世保食肉センターで10月31日に、第4回長崎県産素（もと）牛3市場合同枝肉共励会があり、去勢54頭、雌6頭が出品されました。これまでは各市場が単独で開催していましたが、2022年度より五島・平戸・壱岐の3市場合同で開催しています。

　第4回目となる本共励会で、グランドチャンピオン賞に島原雲仙の平野幸一さんが選ばれ、壱岐市の素牛の中で、特に優れた出品牛に贈られる「壱岐家畜市場賞」に島原雲仙の小川博信さんが選ばれました。

　壱岐家畜市場賞受賞牛は、父が「若百合」、2代祖が「美国桜」、3代祖が「安福久」で、枝肉重量567.5㌔、ロース芯面積118平方㌢、バラ厚10.6㌢、皮下脂肪1.7㌢、枝肉歩留83.3％、脂肪交雑基準（ＢＭＳ）ナンバー12の内容で、A5に格付けされました。１㌔当たり3302円の高値で落札され、素牛生産者は壱岐市芦辺町の日高二三男さん（81）でした。

　全体では、平均枝肉単価は2600円、出品牛全てが5等級の評価となり品質の高さが光った共励会となりました。

写真説明＝同JA斎藤正和常務（左2人目）と平野さん（中央）