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現地にて 生育状況を共有
2020.08.06
JA壱岐市柑橘部会は7月30日と31日の2日間、同市内各圃場を巡回し柑橘類(中晩柑・温州みかん・ゆず)の現地検討会を開きました。
同部会では定期的な栽培講習会で適期管理に努め安定した生産を図るとともに、栽培技術の向上に取り組み、より高品質な果実の生産を目指す方針です。
検討会では、同JA農産園芸課の長嶋和輝指導員より品質を向上させるための摘果作業ならびに今後の栽培管理について説明が行われました。
さらに、壱岐振興局農業振興普及課の富永由紀子専門幹より栽培管理及び病害虫防除について補足説明がなされ、部会員間にて共有しました。その後、現地圃場にて生育状況の確認が行われました。
今年度の柑橘類については、部会員44人が栽培しており、品目全体で昨年以上の収穫を目標としています。
長嶋指導員は「7月下旬の降雨が心配だったが、目立った被害は見られない。今後雨が少ない状況が予想されるので、病害虫の発生や乾燥に注意をする必要がある。定期的に圃場巡回を行い、適期管理の徹底を図りたい。」と話しました。