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壱岐産小菊 お盆前に出荷ピーク迎える
2020.08.20
JA壱岐市花き部会小菊専門部会では、生産者44人が約7.5㌶で小菊の栽培を行っています。
8月に入り、お盆を目前に控え壱岐産の夏小菊の出荷がピークを迎えました。今年は新型コロナウイルスの影響を受け、3月頃から花卉全般の価格については厳しいと言われている中において、小菊の動きについては好調であり、6月には1本あたり約40円という高値で流通しました。
今年は降雨が7月末まで続き、小菊の栽培においては「白さび病・黒さび病」などの病気の発生や、高温下での「ハダニ」等の害虫の発生が懸念されており、同部会では現地検討会や出荷目揃会などで注意を呼びかけてきました。
小菊は1箱100本で出荷されており、8月からの出荷箱数は11日までで1420箱(前年比111%)と、昨年を超える出荷となっています。
JA壱岐市農産園芸課の松嶋優斗指導員は「梅雨明けが遅く、7月の降雨も多かったため、病害虫の発生など心配される部分が多くあったが、例年以上に出荷されている。市場と連携し高単価での販売に努めていく」と語りました。