壱岐産アムスメロン 出荷間近

　JA壱岐市メロン部会（野元勝也部会長）は6月3日、芦辺町で2025年産アムスメロンの出荷目揃会を開催した。今期はⅠ型・Ⅱ型合わせて287.4a（前年比127％）で栽培。

　Ⅰ型は曇天と低温の影響で生育に遅れが見られ、出荷開始は昨年より約1週間遅れの6月2日。ピークは9日頃、やや小ぶりな5玉中心の見込み。Ⅱ型も同様に活着不良が目立ち、出荷は6月12日頃からで、15日頃が最盛期となる見通し。

　出荷規格や販売方針も共有され、4玉・5玉中心の販売で11,000箱、総額4,180万円を目指す。農産園芸課の永村緑指導員は「各圃場での糖度検査実施による適期収穫の指導、家庭内選果の徹底をお願いして1箱でも多く出荷し目標の11,000箱以上を目指す」と語った。