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梅雨前に防除・排水を徹底

2025.06.11

 JA壱岐市かぼちゃ部会は、5月29日に芦辺町の営農センター前で2025年産春カボチャ現地検討会を実施した。

 栽培品種はくり将軍、プリメラクイーン、えびすで、生産者49人が総面積6.603haで栽培。検討会では同JA農産園芸課の長岡大紋指導員が説明を行った。

 今年は気温が低く病害虫も少ない。5月は雨が少なく乾燥気味だが、生育は順調。収穫は6月中下旬から始まり、風乾後に集荷予定。梅雨に備え、排水と防除の徹底を呼びかけた。その後、郷ノ浦町の梅野弘紀さんの圃場を参加者で視察し、生育状況を確認した。

 長岡指導員は「梅雨入りが遅れているため、排水路の整備と排水対策を徹底してください。高温多湿により病害虫が発生しやすくなるため、適時の防除も重要です」と収穫に向けて注意喚起を行った。