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豊作を祈願して
2025.04.25
長崎県神社庁壱岐支部(馬場忠裕支部長)は4月19日、勝本町の奉耕者の田長、楠本秀氏の奉耕田(6a)で2025年献穀田お田植祭(神事)を行った。
神社庁壱岐支部では、毎年秋の新嘗祭に献納する献穀田事業を執り行っている。米作りを通して日本の伝統や文化を見つめ直すとともに、地域社会とかかわりを通じて子供たちに豊かな心を育んでもらうことを目的として開催している。
お田植え祭では豊作を祈願する神事を執り行い、壱岐神楽を奉納、管笠や茜たすきを身にまとった小学生の早乙女・早男が、田男と共に古式にのっとり、ひと苗ひと苗丁寧に植付けた。
奉耕者の楠本氏は、「例年はヒノヒカリを植付けているが、今年はコシヒカリなので、今後の管理をより一層徹底し、豊作を願う」と強い意志を述べた。