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壱岐農業を牽引できる存在に
2025.04.08
JA壱岐市は4月1日、郷ノ浦町の本所大会議室で2024年度新規就農者研修事業の研修修了式並びに25年度新規就農者研修事業の開講式を行った。
本事業は、農業を職業として志す人を対象に、就農に向けて基礎となる作物の栽培技術や経営管理のノウハウについて研修を行い、就農後の経営安定に向けた支援を図る制度で、03年から始まり、これまでに49人の研修生を輩出している。
アスパラ農家を目指し研修に励んだ松本稜平さんは「研修先の指導を受け技術を学べた。資材高騰を考えながら経営計画を立てていきたい。スマート農業を取り入れ作業効率もあげたい。」と決意を述べた。
その後25年度開講式が行われ、アスパラ農家を目指す高尾幸汰さん、諫早からIターンの塚﨑大輔さんが紹介された。
同JAの川﨑裕司組合長は「研修を終えた松本さんには、受入農家や地域の皆様への感謝を忘れず邁進してほしい。農業はすべて自己責任、しっかり経営者になって頑張っていただきたい。また、本年度研修生の2人には研修先でしっかり技術を身につけて研修後は自立していけるように頑張ってほしい」と激励した。
修了証書を受け取った松本さん(中央)と新規就農者塚﨑さん(左)高尾さん