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部会一丸となり平均25,000本/10a・A2L率60%以上を目指す
2025.03.19
JA壱岐市小菊専門部会は、2月28日芦辺町の壱岐振興局会議室で生産販売検討会を行った。
2024年産は栽培者20名、面積552a(前年比71%)栽培。生産面については、年間を通じて天候に左右され、病害虫の発生や開花遅れなどが散見され品質低下、出荷量の減少も見受けられた。
販売面では、天候の影響を受けて品薄状態が続いたが年間を通して平均単価43円の高単価で推移した。
検討会では、農産園芸課の山口優希指導員が事業報告の他、25年度の生産販売対策や奨励品種、試験品種について詳しく説明した。
また、24年度の部会長賞表彰として、10a以上の作付面積であること、25,000本以上出荷があるもの、A2L率の最上位者の選定条件を満たした芦辺町の吉井勝さん(A2L率61.3%)が受賞した。
吉井さんは、「受賞できて大変光栄です。大変なことも多くありますが部会員さんと一緒に切磋琢磨して頑張っていきます」と受賞の喜びを語った。
25年度も部会目標平均25,000本/10a・A2L率60%を掲げ、需要期出荷を中心とした長期継続出荷にむけた栽培体系を確立し、部会員一丸となって取り組んでいく。