甲子園で巻き起こせ春一番！壱岐高野球部へエール

　1月24日、壱岐島内には一足早い春がきた。壱岐高校野球部の春の選抜高校野球21世紀枠での出場決定の吉報。野球部員、関係者はもちろんのこと壱岐島民が歓喜に包まれた。『壱岐から甲子園へ』を合い言葉に日々の練習に励み、ついに甲子園出場の夢を現実にした。

　2月中旬、当JA川﨑裕司組合長は、JA壱岐市、JAグループ長崎、五島・壱岐・対馬地区農協連絡協議会の3団体からの寄付を壱岐高野球部後援会へ贈呈。贈呈式には後援会の川井智睦会長（野球部ＯＢ）他野球部員の保護者で当ＪＡ職員４名が出席した。

　川﨑組合長は「甲子園出場は、壱岐島民に希望と勇気を与えてくれました。これから甲子園を目指す球児にも励みになります。私たちＪＡグループとしても可能な限り支援をしたいと思っています。甲子園では緊張もすると思いますが自分たちの野球を楽しむと言う気持ちで頑張って欲しいです。応援しています」と激励した。

　後援会の川井会長は「JAの皆様よりご支援頂き厚くお礼申し上げます。100年に一度の奇跡と言われておりますが、私も今年還暦を迎えますのでこれにあやかり、野球部OBとしてもしっかりサポートしていく所存です。本当にありがとうございました」と感謝を述べた。

　保護者で当ＪＡ共済課の辻田太治係長は「温かいご支援、ご厚意に深く感謝致します。決定の瞬間を子供たちと一緒に立ち会えたことは親としてもとても嬉しく感激で一杯です。子供達も感謝の気持ちを忘れず自分たちのプレーをしてほしいと願っています」と想いを述べた。

　夢舞台甲子園開幕まで１ヶ月余り。島民の想いを一つに活躍を願い、JA壱岐市も『甲子園で巻き起こせ春一番！頑張れ壱岐高校』の横断幕を掲げエールを送る。