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体験を通して収穫の喜びや農業を身近に感じてほしい

2025.01.27

 1月17日、(農)こくぶ(橋本直巳代表理事)の圃場で地元の壱岐市立那賀幼稚園を招き、ばれいしょながさき黄金『壱岐黄金の』収穫体験が行われた。また、農福連携で、結の会の方々も合同で収穫作業を実施した。

 馬鈴薯ながさき黄金を壱岐独自にブランド化した『壱岐黄金』。JA壱岐市は第9次営農振興計画で新規戦略品目として1億円産地を目指し取り組んでいる。

 同組合は、昨年春作から栽培を開始し、秋作では約30㌃栽培している。当日は当組合の構成員をはじめ、JA壱岐市農産園芸課の渡邉茂係長や担当の長岡大紋指導員も参加し園児らに詳しく収穫方法を説明。園児らはそれぞれスコップを持ち、自分で掘り起こして収穫した。じゃがいもが出てくると嬉しそうに「ここにもある」「いっぱい採れたよ」など思い思いに語り見せあった。また、収穫機械にも興味を持った園児を同乗させ大変喜んだ。

同園の鬼塚恭壽園長は「ここでしか経験できない農作業を楽しませて頂きました。農業は大変なイメージもあるかと思いますが、機械化も進んでいるので、将来子どもたちには農業も仕事の選択肢として考えてもらえたら嬉しいです」と語った。 橋本理事は「限られた時間だったが、子供たちが楽しそうに作業する姿や笑顔をみるととても嬉しい気持ちになりました。地域の子供たちが体験を通して収穫の喜びを感じ、農業に興味をもってもらえたら幸いです」と語った。