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1年間の研修修了 2人が新規就農

2020.04.09

 当JA(川﨑裕司組合長)は4月2日、壱岐市郷ノ浦町の同JA本所会議室で新規就農者研修事業の研修修了式並びに開講式を行いました。

研修を修了した三人と役員

 同事業は、農業を職業として志す人を対象に、就農に向けて基礎となる作物の栽培技術や農業経営のノウハウについての研修を行い、就農後の経営安定に向けた支援を図る制度。2003年から始まり、これまでに40人の研修生を輩出しています。2019年度は3人がアスパラ農家や花卉農家で1年間の研修に励みました。修了式では、19年度の研修生に修了証書が授与され、1人ずつ就農に向けた抱負を語りました。その後、行われた20年度研修事業開講式では、2人の研修生が紹介され1年間の研修へ出発しました。

 研修を終えた中村政勝さんは、「本研修を通して多くの事を学び、貴重な経験を積むことができました。今後は雇用就農を経て、2年後の独立就農を目指します。」と決意を表明しました。

 川﨑裕司組合長は「農業は、自然相手で気象や気候に左右されるところも大きい。自分の思い通りにいかないことも多いと思うが、粘り強く取り組み、多くの仲間を作って一緒になって壱岐の農業をけん引してほしい。これから研修を受ける方たちは、研修先の農家さんたちの技術をしっかり学び、自分の力にして欲しい。」と激励しました。