立茎時期のポイントを重点的に確認

　ＪＡ壱岐市アスパラガス部会（西村善明部会長）は４月６日～７日、管内圃場にて予定していたアスパラガス立茎講習会並びに現地検討会について、新型コロナウイルス感染症予防の観点より部会員揃っての講習を中止し、指導員が各圃場を個別に訪問する形で開催しました。

　立茎作業は光合成を促し養分を蓄えるためにアスパラガスを伸長させる重要な作業。勢いのある茎を残すことが夏場以降の収量に繋がります。

　講習会では、現在までの春芽の収量の報告や今後の管理方法として、温度管理や立茎時期やポイント、病害虫発生に伴う防除について指導を行いました。

　同ＪＡ農産園芸課の市村省吾指導員は「現在までの収量は過去最高の数値で推移しており、良い状況。今後も夏芽の収量アップ及び部会目標の反収３ｔの達成に向けて圃場毎での指導を行っていきたい」と語りました。