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組合員・利用者・地域から信頼されるJAであり続けるため役職員一丸となって

2024.07.04

JA壱岐市は、6月25日郷ノ浦町の壱岐の島ホールで第59回通常総代会(2023年度)を開いた。総代総数492名、実出席244名、議決権行使書提出は141名となった。

23年度は、第5次中期経営計画(22年~24年)の中間年度として、第9次営農振興計画の振興策を中心に、具体的な取組を実践した。収益性の高い新規戦略品目であるばれいしょ『壱岐黄金』は作付が拡大、販売戦略・集出荷体制を整備した。就農支援の一環として整備したトレーニングハウス3号農場はイチゴ栽培を開始した。また、昨年11月に開催した肉用牛経営危機突破大会では、持続可能な畜産業を確立するため、関係者と全力で取り組みを進めることを確信した大会となった。

 当JA川﨑裕司組合長は「23年度の決算は、組合員・利用者のご理解・ご協力により当期剰余金を計上することができた。引き続き営農振興を支える経営基盤の強化・収支改善に努め、更なる農業振興に役職員・関係機関一丸となって全力で取り組む」と決意を述べた。

 議事では、柳田地区の大久保芳浩総代と勝本地区の中村哲也総代が議長として登壇し、事業報告や剰余金処分案、24年度の事業計画など7議案について採決が行われ、全議案原案通り承認された。

 今年は、農協合併60周年の記念の年となる。これからも組合員・地域から信頼されるJAであり続けられることを目指し、役職員一丸となって事業に取り組む。