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優良な子牛生産地を目指し 講習会開催

2020.03.13

 当JAは2月26日から3月3日に島内各町で、「求められる優良な子牛の生産地と持続性のある家畜市場作りを目指して」をテーマに、冬季畜産講習会を開催しました。 情勢報告では、畜産部の寺尾幸博部長が、全国的に他市場が子牛価格に落ち着きを取り戻す中、壱岐家畜市場では、県内トップである平均価格79万を越えた取引となったことを報告、その他に増頭対策等の各種事業を改めて紹介しました。その後、壱岐振興局から牧草栽培の留意点について、家畜保健衛生所から防疫と消毒の徹底について、各地区畜産指導員から飼養管理について講演が行われました。

各町で行われた講習会

 会場では、マスクの配布や消毒液の配置など細部にわたり参加者の感染防止対策にも配慮されました。
寺尾部長は「牛肉の消費が落ち込む中、各市場の子牛価格にも影響が出て来ているが、購買者に求められる子牛生産地として本年度の分析資料を基に、適齢期・適齢体重の出荷と求められる適正交配をお願いしたい」と話しました。