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小さな島の大きな挑戦 審査員特別賞受賞!

2024.02.27

 2月16日、東京都の品川インターシティホールで、令和5年度(第8回)JA営農指導員実践全国大会が行われ、8ブロックより事例発表が行われました。九州・沖縄ブロックより発表したのはJA壱岐市農産園芸課の松嶋新係長です。

 7月の県大会、12月の九州大会を経てこの日をむかえました。当日は、当JAより斎藤正和常務理事を始め、竹下真司営農部長、営農指導員らが応援にかけつけました。また、営農センターや本所会議室に役職員らが応援に集まり発表を見守りました。「めざそう!アスパラ主導で離島農業日本一へ~小さな島の大きな挑戦~」と題し、当JAが第9次営農振興計画の販売高100億円達成にむけた主要品目のアスパラガスの取り組みについて、現状の課題、挑戦、取り組みの成果などをまとめた内容を持ち前の表現力を活かし堂々と発表しました。審査の結果、最優秀賞は、JAわかやまの楫本智司氏が受賞しました。惜しくも最優秀賞には届きませんでしたが審査員特別賞を受賞しました。

 松嶋係長は「応援してくださった農家の皆さん、応援にかけつけてくれた同僚、家族のおかげです」と感謝を述べました。

 発表の結びに語った営農指導員としての松嶋係長の想い・決意表明では「ある人はこう言います。こんな計画絶対無理だ。できっこない。その一方で私、壱岐のアスパラ農家の皆さん、農業に携わる多くの皆さん、やってみよう、こうやったらいい。彼らは、目標にむかって頑張ることの大切さを教えてくれました。目標がないところに計画はたちません。目標のないところに達成もありません。私の目標、それは若者が希望を持ち豊かな生活を営むことができる離島農業をアスパラ主導で目指していくことです。この目標は必ず達成します。目標達成離島農業日本一達成の暁には、またこの実践発表の場でその成功事例を皆さんに紹介したい」と意気込みを語り発表を締めました。大きな目標100億にむかい、農家組合員、JA役職員、関係機関が一丸となり離島農業日本一の達成とともに、またこの大きな舞台での実践報告を目指していきます。