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(農)勝本が県知事賞を受賞 現状を維持・継続することが私たちの使命

2023.12.06

 11月中旬、長崎県主催の「令和5年度ながさき農林業大賞」の表彰式が行われ、壱岐市から農事組合法人 勝本(田上傳組合長)が、「農産部門(トップファーマー)の部で長崎県知事賞を受賞しました。

田上組合長(中央)と川上治理事(左から3番目)を囲んで

 2009年に勝本町の大久保触と坂本触の2集落合同で110名の賛同を得て立ち上げたぐるみ型営農集落「大阪生産組合」で、2017年に法人化し「(農)勝本」を設立しました。現在34名の出資者、52戸の受託農家で構成しています。設立当初より将来的に営農戸数の減少が問題視されており、土地利用型作物である水稲・麦・大豆・飼料作物のみを生産することで、集落環境の保全を最大の目的に努めてきました。

 今回の受賞に当法人の川上治理事は「関係機関をはじめ、ご指導頂いた皆様へ衷心よりお礼を申し上げます。この15年間で想像を超える過疎化が進んでおり、次の世代の集落環境を懸念しておりますが、現状を維持・継続していくことが今活動している私たちの使命と思い日々活動しております。今後とも関係機関や地域の皆さんのご指導・ご協力をお願いしたいです」と語りました。