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圃場観察と栽培管理のポイントおさえて収量をのばす

2023.12.06

 JA壱岐市ニンニク部会(重田稔部会長)は11月22日、令和5年産現地検討会を行いました。今年は、生産者23名、118㌃(前年比84.2%)で栽培します。

集まった参加者が現地確認

 冒頭に重田部会長は「ニンニクは、露地品目の中でも安定した高単価で販売できる品目であるのでポイントをおさえて収量をあげていきましょう」と語りました。

 栽培管理について同JA農産園芸課の齋藤喬史指導員が説明しました。土寄せは11月下旬~12月上旬に除草を兼ねて中耕し、基本的に追肥は1回のみとします。病害虫対策として、直近の降雨後に防除をし、被害を最小限に抑えるためにも発生前の予防散布が効果的と説明しました。。他にも病気や害虫に使用する農薬の説明もあり、参加した部会員から使用時期や倍数、薬害について熱心な質疑も行われました。その後、重田部会長の圃場で生育確認を行いました。

 齋藤指導員は「栽培管理や病害虫対策等ポイントをおさえて圃場観察をしっかり行ってほしい」と語りました。