初期生育を旺盛にすることが最も重要！

　JA壱岐市は10月上旬、5年産秋作ながさき黄金現地検討会を行いました。秋作は、生産者17名、面積220㌃（前作比124％）で栽培します。

　当日は講師も招き、10月～11月にかけての栽培管理のポイントについて説明しました。秋作栽培では、初期生育を旺盛にすることが最も重要で、そのための重点項目が4つ。①出芽が揃ったら速やかに培土、②茎数の制御、③降雨が少ない場合、出芽期～出芽後の土壌の潅水、④高温・少雨の場合のチョウ目害虫の適期防除について詳しく説明、生産者から潅水など質疑も行われました。その後、郷ノ浦町の（農）平人営農組合と石田町の（農）五月の圃場の生育確認を行い集まった参加者は、意見交換を行いました。

　当JA農産園芸課の渡邉茂係長は「栽培管理の徹底で品櫃向上に努めて頂きたい。また、 来春作から部会を設立し、今後部会として１億円産地を目指し取り組みたい」と語りました。