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箱単価3,600円+クレーム0を目指す
2023.09.12
壱岐市農協メロン部会(崎原光國部会長)は9月1日、郷ノ浦町のステラコート太安閣で令和5年産春メロン出荷反省会を開催しました。5年産は、生産者26名、作付面積233.0.㌃(前年比99.2%)で栽培しました。反当箱数392箱(前年比92%)、箱単価3,538円(107%)、総販売金額3,248万6千円(前年比99%)となりました。
生産面では、定植後天候にも恵まれ活着~ミツバチ導入は良好でしたが、交配時期に天候不良となり各圃場内でばらつきが見られました。生育後半から気温も上がり、曇雨店が目立ち例年よりバラ色カビ病が多く、各ハウスで確認されました。また、生育終盤の樹勢低下によるしおれがⅠ型Ⅱ型両方発生しました。次年度では定植後の根張りの強化、バラ色カビ防除の徹底、生育終盤の樹勢維持対策を講じることで更なる出荷量の確保を目指していきます。
販売面では、栽培面積の減少によりイベント販売は行わず、宅配を中心に5月末より出荷を開始しました。玉階級は5玉中心で推移し、6月24日に終了しました。総出荷総数は9,136箱(前年比91%)となりました。
崎原部会長は「本日の出荷反省会が有意義なもとなり、収量拡大、品質向上を目指し取り組みましょう」と語りました。
優良生産者表彰も行われ、郷ノ浦町の大久保幸子さんが10㌃当り販売金額最優秀賞(組合長賞)と特赤秀比率最優秀(壱岐市長賞)を受賞しました。