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支部が抱える課題を共有し、更なる青年部の発展に向け考える機会に

2023.08.31

 JA壱岐市青年部(米倉浩太部長)は8月下旬、郷ノ浦町の本所会議室で、「JA役員との対話会」を行いました。部員・JA役員・関係職員25名が出席し、各活動や支部が抱える課題、JAに対しての要望や意見など、当青年部の更なる発展に向けて、前年度に長崎県農協青年部協議会で実施された実態調査で出た意見や、事前のWEBアンケートの意見を踏まえ行われました。

活発な意見交換で想いを伝える米倉部長

 参加した各支部の部員からは、各々の支部で行っている活動や課題について報告が行われました。支部では、伝統ある学童農園を通した食育活動や地域行事への参加・協力を継続して行っています。青年部だけでなく、各地区の団体や学校とも連携して活動を行っている支部もあり、地域振興と将来の担い手確保への一翼を担っています。

 一方で、「活動への参加部員が少ない」「新入部員の加入が難しい」「支部の合併も検討しては?」といった今後の活動を心配する声も聞かれ、問題解決に向けて意見を交えました。

 当JAの川﨑裕司組合長は「青年部が抱える課題と市内の各地域が抱える問題は共通している。青年部だけで抱えずに地域や行政と協力して農の大切さを繋いでほしい」と述べました。

 米倉部長は「支部毎の活動が困難になっており、合併・統合という声も聞くが、『連携』が大事だと思っている。各支部だけでなく、地域との連携も含め、課題を共有していければと思っている」と気持ちを伝えました。