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市場と連携し、有利販売に努める

2023.07.03

 JA壱岐市では、6月に入り令和5年産加工業務用タマネギの集荷を行っています。今年は生産者5人と農事組合法人5組織が作付面積272㌃で栽培します。品種はターザンがほとんどを占めています。

集荷場の外までいっぱいに収穫されたタマネギ

 昨年末の定植から年明けにかけて乾燥と低温により生育は停滞した時期がありましたが、3月頃からの定期的な降雨と気温の上昇により生育は盛り返しました。

 収穫は専用の歩行型収穫機で掘り起こして、圃場での乾燥・選別のあと、コンテナ等で拾い上げ、出荷用の鉄コンテナに移して芦辺町の同JA多目的集荷場に持ち込まれています。出荷されたタマネギは作業用リフトで計量器に移され重量の計測も行います。

 

同JA農産園芸課の齋藤指導員は「生育について4月下旬までは順調であったが、5月上旬の長雨で、ベト病が発生し地上部の枯れが進み、玉肥大に影響を受けた圃場もあった。 販売については今後市場と連携して有利販売に努める」と語りました。